このたび、GFLのセールストーク自動生成プログラムの「AIセールストークジェネレーター」技術が特許査定されました。
特許番号:特許第7084636号
発明の名称 商品等情報生成装置、商品等情報生成プログラム、商品等情報生成システム、及び、商品等情報生成方法
登録日 令和4年6月7日
GFLはこれにより「アンケートのゲーミフィケーション」に次ぐ2つ目の特許査定となります。
今回査定された技術特許は、自然言語生成(Natural Language Generation)という領域に関するもので、今後様々な応用発展が期待されている領域です。
<AIセールストークのインパクトと目的>
現在、世の中で主流のレコメンド(オンラインでの商品推奨)は、商品を推奨する個別の理由がありません(「こちらもおすすめ」「他の人もチェックしています」等の固定文言のみ)。そのため、レコメンド提案をする企業は、特に推奨理由がなくてもユーザーが違和感を感じない範囲でしか商材を提示できないというジレンマがありました(ズレすぎると的外れな提案と思われてしまうため)。その結果、ユーザーの側も、自分の想定外の商品やサービスと出会う機会が減り、類似した嗜好属性に閉じ込められていく「フィルターバブル」が社会問題となっています。
本特許査定技術により、商品ごと・閲覧者の嗜好ごとに最適化された推奨理由が加えられることで、ビジネスの側としてはより幅広く自由度の高いレコメンドが可能になります。また、ユーザーの側も、想定外の商品が提案されても推奨理由があれば合点がいくため、結果として意外な出会いが増え、視野を広げることが期待できます。
現在GFLは本技術を不動産業で具現化、サービス提供をしていますが、今後、求人や中古車、ECサイトなど、より幅広いレコメンド領域で事業展開してまいります。
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